代表的なMDM製品10選と比較!選び方のポイントも掲載

 2021.03.29  デジタルトランスフォーメーションチャンネル

モバイル機器の管理を一元化するため、MDMを導入する企業が増えています。しかし、現在ではさまざまなMDMサービスがあるため、どの製品を導入すればよいのか頭を悩ませる経営者やIT担当者は少なくありません。本記事では、MDMの概要や選び方、おすすめのツールをご紹介します。

代表的なMDM製品10選と比較!選び方のポイントも掲載

MDMとは?

Mobile Device Managementの略語がMDMです。モバイルデバイス、すなわちスマホやタブレット端末などの管理を一元化、効率化するためのツール、サービスを指します。

現代のビジネスシーンにおいて、モバイルデバイスは欠かせない存在となりました。離れた場所からのやり取りや情報共有が容易となり、ビジネスを加速化させてくれるからです。そのため、企業が社員へ業務用のスマホ、タブレット端末を配布するケースが増えています。

便利なモバイルデバイスですが、個々の社員へ配布するため、適切に使用されているかどうかは管理者がチェックしなくてはなりません。また、盗難や紛失による情報漏洩のリスクも考えられます。こうした課題を解決するために、MDMが誕生しました。

MDMを使えば、複数のモバイルデバイスを一元管理できます。使用状況をモニタリングでき、遠隔操作も可能なため、万が一の際にはデータ削除により情報漏洩を防げます。

モバイルデバイスを活用する企業にとって、MDMは端末の管理を効率化してくれるだけでなく、さまざまなリスクの軽減効果も期待できるのです。

おすすめのMDMサービス10選を比較

モバイルデバイスの普及とビジネスシーンでの浸透に伴い、MDMの需要も高まりました。現在では、いくつものMDMサービスがリリースされており、それぞれ特徴や費用が異なります。ここでは、おすすめのMDMを10ほどご紹介するので、費用やサービスを比較しつつ、自社にマッチしたものを見つけてみましょう。

1. CLOMO MDM

株式会社アイキューブドシステムズがリリースしているサービスです。クラウド型のMDMであり、業界において10年連続シェアNO1に輝いた実績があります。保険や不動産、教育など、あらゆる業界での導入実績も豊富です。

多くの企業から選ばれている理由のひとつは、圧倒的な操作性のよさです。特別な知識がなくても使用できるため、導入から運用開始までの期間を短縮できます。端末ロックやデータ消去の機能もあるため、万が一盗難・紛失しても情報が漏れる心配がありません。社内限定でアプリを配布でき、強制的なインストール、削除ができるのも特徴といえるでしょう。

  • 初期費用:19,800円
  • 月額費用:2,100円
  • 対応OS:iOS/Android/Windows/Kindle
  • 無料トライアル:あり

2. Optimal Biz

ビッグローブ株式会社が提供しているサービスで、これまでに180,000社以上が導入した実績を誇ります。シンプルなインターフェースを採用しているため操作が簡単で、端末管理の効率化を図れることがひとつの特徴です。

500機種以上のマルチデバイスに対応しているため、あらゆる企業において導入しやすいサービスといえるでしょう。業務用アプリを簡単に導入できるシステムや、遠隔からのデバイスロック、初期化機能も備えています。

  • 初期費用:要問合せ
  • 月額費用:要問合せ
  • 対応OS:iOS/Android/Windows/mac
  • 無料トライアル:あり

3. Microsoft Intune

Microsoft社がリリースしたサービスで、デバイス管理やセキュリティ管理などを1つのプラットフォームで行えます。クラウドサービスのため自社サーバーが不要で、コスパのよい運用が可能です。

個人のデバイスで、企業とプライベートのデータを切り分けられるため、企業が業務用に端末を配布する必要がなくなるのもメリットです。24時間体制のサポートサービスもあるため、安心して運用できるのも魅力です。

  • 初期費用:要問合せ
  • 月額費用:要問合せ
  • 対応OS:iOS/Android/Windows/mac
  • 無料トライアル:あり

4. MobiControl

ペネトレイト・オブ・リミット株式会社が提供しているサービスで、日本を含む世界174ヵ国、18,000社以上の導入実績があります。強力な監視モードを備え、多彩なプラットフォームに対応しているのが特徴です。マルウェア対策やアプリ管理機能などを追加料金なしで利用できる、オールインワンなサービスです。

  • 初期費用:50,000円~
  • 月額費用:500円/1クライアントあたり
  • 対応OS:iOS/Android/Windows/Linux
  • 無料トライアル:あり

5. MobiConnect

インヴェンティット株式会社が提供するサービスで、主に学校や教育委員会など、教育業界で導入実績があります。タブレット端末による授業を行う学校向けのサービスで、子どもの安全を守る強固なセキュリティ機能を備えているのが特徴です。多彩な管理機能を備え、大量のタブレットを管理しなければならない教育現場において業務を効率化してくれます。

  • 初期費用:30,000円
  • 月額費用:エントリー1,800円(年額)/ベーシック2,400円(年額)/スタンダード3,000円(年額)
  • 対応OS:iOS/Android/Windows/mac/tvOS
  • 無料トライアル:あり

6. MoDeM

株式会社アセントネットワークスが提供しているサービスです。デバイス管理状態の把握がしやすく、端末の位置情報取得、チームや部署別での一括管理など多彩な機能を備えています。24時間セキュリティ代行サービスがあるため、万が一のときはデータ消去の代行を依頼できます。簡単に使える操作性のよさも選ばれている理由です。

  • 初期費用:20,000円
  • 月額費用:ライトプラン150円(1端末)/エンタープライズプラン300円(1端末)/スタンダードプラン200円(1端末)
  • 対応OS:iOS/Android/Windows
  • 無料トライアル:あり

7. Trend Micro Mobile Security™

トレンドマイクロ社のMDMサービスで、ウイルスやスパイウェア、不正アクセスなどに対する強固なセキュリティに定評があります。管理者は端末の追跡や監視、管理を単一のコンソールで行えるため、業務の効率化が可能です。堅牢なセキュリティが自慢のサービスであるため、情報漏洩を何としても回避したい企業や官公庁におすすめのサービスです。

  • 初期費用:要問合せ
  • 月額費用:要問合せ
  • 対応OS:iOS/Android
  • 無料トライアル:不明

8. FENCE-Mobile RemoteManager

富士通が提供しているMDMです。カメラやUSB接続、SDカードなどのデバイスを制御でき、不正利用を防げます。デバイスの位置特定、リモートロックなど紛失、盗難対策も徹底したサービスであるため、情報漏洩を未然に防ぎたい企業に適したサービスです。休日や夜間に盗難、紛失が起きたとのために、運用代行サービスも提供しています。

  • 初期費用:要問合せ
  • 月額費用:要問合せ
  • 対応OS:iOS/Android/Windows
  • 無料トライアル:あり

9. LanScope An

エムオーテックス社のクラウド型MDMサービスで、これまでに10,000社以上が導入した実績を誇ります。使いやすさを追及したコンソールが特徴で、直感的な操作が可能です。位置情報や資産管理、レポートなど多彩な機能を備え、誰がいつどの端末で何をしたかを正確に把握できるほか、メンバー間による情報共有も容易にできます。

  • 初期費用:0円
  • 月額費用:ライトA 3,600円(年額)/ライトB 4,800円(年額)/6,000円(年額)
  • 対応OS:iOS/Android/Windows
  • 無料トライアル:あり

10. VECTANT SDM

MDM以外に、コンテンツ管理やアプリケーション管理、活用などオールインワンに使えるクラウド型サービスです。ドラッグ&ドロップで大量の端末を管理できる操作性のよさと、見やすい管理コンソールが特徴です。強制ロックやパスワードリセット、リモート画面ロックなど多彩な緊急コマンドを用意しており、情報漏洩のリスクを最大限引き下げます。

  • 初期費用:50,000円
  • 月額費用:150~2,000円※プランにより変動
  • 対応OS:iOS/Android/Windows
  • 無料トライアル:あり

MDMサービスの選び方

MDMサービスやツールを選ぶときには、機能性や対応端末、セキュリティなどを重視して選びましょう。以下、MDMサービスの選び方を解説します。

対応端末や機能をチェック

多彩なプラットフォームへ対応できるサービスがある一方で、iOSやAndroidにしか対応していないものもあります。優れた機能を備えていても、OSに対応していなければ利用できません。必ず事前に確認しましょう。

自社のモバイルデバイスを統一すれば、ひとつのプラットフォームで管理できます。導入を検討しているMDMサービスがあるのなら、それに合わせたモバイルデバイスを使用しましょう。

セキュリティ対策は万全か

ビジネスで個人情報を取り扱うのなら、セキュリティ対策が万全なサービスを利用するべきです。万が一、情報漏洩してしまうと企業としての信頼を失い、事業の継続も危ぶまれます。

こうしたリスクを回避するため、MDMを選ぶときはセキュリティ対策が万全なものを選びましょう。リモートロックやデータ消去ができるもの、アプリのダウンロード制限ができる製品を選ぶと安心です。

まとめ

MDMの導入により、ビジネスで使用するモバイルデバイスを効率的に管理できます。日常的にモバイルデバイスを活用している企業なら、この機会に導入を検討してみましょう。MDMを選ぶときは、費用だけでなく機能性や対応OS、セキュリティ対策などを重視して選ぶことを忘れないでください。

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