ECサイト構築に必要なECパッケージの基本機能を紹介

 2020.08.31  デジタルトランスフォーメーションチャンネル

ECサイトを構築・運用するときに使われるのがECパッケージです。この記事ではECパッケージにはどんな機能が含まれるか、その主な種類をまとめて紹介します。あわせて、追加であると嬉しい機能についても解説しています。これからECサイトを構築する予定の方は参考にしてください。

ECサイト構築に必要なECパッケージの基本機能を紹介

ECパッケージの基本機能

ECパッケージが基本的に備える機能には、どんなものがあるのでしょうか。以下、カテゴリごとに主な機能を紹介します。

商品の参照や検索

商品の参照や検索は、サイトを訪れたユーザーが、目的の商品を素早く簡単に見つけるための機能です。ユーザーは無駄なアクションを取ることなく、見つけたい目的の商品に素早くリーチできます。基本機能として「商品検索」、「カテゴリ検索」、「商品一覧」、「商品一覧」、「商品詳細」、「商品並び替え」機能などがあります。

「商品検索」や「カテゴリ検索」機能ではフリーワードで商品を検索することが可能です。大量の登録商品から、自分が欲しい商品をすぐに見つけることができます。

また、「商品詳細」機能は、商品画像や説明文、価格といった商品の詳細をまとめて表示する機能です。商品の魅力や特徴を詳しく紹介できます。「商品並び替え」機能は、価格順や人気順、新着順などで商品を並び替え検索しやすくする機能です。そのほかにもショップおすすめ順や検索回数順などの表示ができるものもあります。

商品注文

顧客が商品を注文するのに必要な基本機能は、「ショッピングカート」、「支払方法指定」、「お届け先指定」、「配送方法指定」、「ポイント付与、利用」などがあります。

「ショッピングカード」はECサイトになくてはならない機能です。カゴ落ちしないために、わかりやすい誘導やユーザーフレンドリーなインターフェイスが求められます。カゴ落ちとは、カートに商品を入れたまま決済まで行かずに途中でサイトを離脱してしまうことをいいます。

「支払方法指定」は、基本の銀行振込・クレジットカード払い、代金引換払い、コンビニ払いなど商品の支払い方法を選択する機能です。これらに加え、nanacoやsuica、WAONなどの電子マネー決済を加えれば、クレジットカードを持たない若い層の利用が期待できます。スタートが間もないECサイトであれば、代金回収までの期間が短い決済サービスだとより安心です。

「配送方法指定」は、どのように商品を届けるか配送方法を指定するための機能です。配送する内容によって、もっとも適切な配送方法や補償内容を確認しておく必要があります。

「ポイント付与・利用」機能は商品の購入時にポイントを付与したり利用したりするための機能です。ポイントには有効期限を設定できるため、商品リピートの機会を作り出せます。またメールマガジンと連動して定期的に保有ポイント数を表示し、ポイント利用を促したりできます。また、初回会員登録時にポイントを付与することもでき、会員登録のハードルを下げることが可能です。

会員機能

ショップに会員サービスを付加するための機能です。基本機能として、「会員登録」、「ログイン」、「パスワード再設定」などがあります。その他メールマガジンの配信を考えているなら、メール配信機能が入っているものを選びましょう。

「会員登録」では、アンケートを追加できる機能もあるため、様々なマーケティングに活用できます。また、会員登録をすることで会員専用の特別価格や会員だけが閲覧できる商品の設定が可能です。その他「お気に入り商品」登録ができる機能であれば、ユーザーが後で購入する商品一覧リストを作成できます。

マイページ機能

個別会員向けのサービスの「マイページ」には「購入履歴」、「会員情報変更」、「お届け先追加・変更」、「ポイント履歴」、「退会」といったものがあります。
「購入履歴」では、以前の購入商品の再注文が簡単にできるため、商品のリピートを促せます。

「ポイント履歴」はポイントの獲得や消費した履歴を参照するための機能です。期間切れが近いポイント数も確認できます。

基本となる管理機能

ショップ側の管理に必要な基本機能として、「店舗基本情報」、「特定商取引法」、「配送」、「支払方法」、「メール」、「会員規約」、「プライバシーポリシー」などの設定ができます。

「配送設定」では、商品の配送(業者・配送料)に関する内容を登録・編集できます。商品の特徴に合わせた配送方法選択、送料の設定が必要です。

商品・在庫管理

ショップに並べる商品を調整するための基本機能として、「商品登録・編集」、「商品検索・一覧」、「商品カテゴリ管理」、「在庫管理」「返品管理」があります。これらは商品を販売するだけでなく、その後の処理や管理、継続して販売するために必要な機能です。

注文管理

注文を受けたときに必要となる基本機能として、「注文情報検索・一覧」、「注文の対応状況設定」があります。注文の内容確認、対応ステータスを管理するために必要です。

顧客管理機能

ショップに登録された顧客情報を管理するための基本機能として、「顧客情報の検索と表示」、「顧客情報編集」があります。これらは顧客情報の詳細表示や、登録済みの顧客情報を編集する機能です。

企業・業種によって嬉しいこんな機能も

ECサイトの構築に必要となる基本機能のほか、企業・業種によっては売り上げの向上に貢献するその他の機能も欲しくなるところです。ここでは、実際にどんな機能があると嬉しいかの例を紹介します。

ポイント・セール対応

毎回同じ率のポイントを付与するだけでなく、会員ごとに設けたランク別、商品やカテゴリ別にキャンペーンを実施し、その際にポイントを付与する機能です。またクーポン・セールに対応しているパッケージなら、商品の注文の際に値引き、あるいはポイントを付与する選択肢もあります。この機能によって、リピーターを増やしたり、客単価を上げたりすることが可能です。

電話・FAX注文対応

電話やFAXで注文を受けた時には、オペレーターの代行入力画面が標準装備されています。注文を受けた時点でオペレーターは画面を開き、顧客の注文情報を入力できます。これによりオンライン以外からの注文でも顧客管理を一元化でき、新たな入力の手間を省くことで、作業効率も大幅に向上させられます。

多言語対応(海外対応)

多言語対応は、海外に販路を広げたいECサイトに必要となる機能です。たとえば「多言語表示」は、サイト内の文章を任意の言語で表示させられる機能があります。「通貨対応」は、顧客の国ごとにあわせた通貨を利用するための機能です。「配送機能」は、FedExや日本郵便のEMS(国際スピード便)に対応が可能です。これによって海外からの注文もスムーズに受けることがきます。また決済機能においては、VISAやマスターなどの各種クレジットカードやPayPalなど、海外顧客が商品を購入する際に選択できる決済方法を追加することが可能です。

Azureと組み合わせて効率アップを実現

Microsoft Azureとは、マイクロソフト社によって運営されているクラウドプラットフォームです。Microsoft Azureはビジネス上の課題を解決するため、常に拡大を続けるクラウド サービスの集合体と言えます。

AzureのIaaSやPaaS を利用することで、セキュリティを強化しながら効率的な自社サービスの展開が可能です。

Microsoft AzureはECパッケージ用のプラットフォームとしても最適です。たとえばキャンペーンやメディア紹介等で仮にアクセスが急増したとしても、自動スケール機能をあらかじめセットすることでサイトやアプリケーションがダウンしないように予防できます。費用は利用した分だけ支払うクラウドサービスであるため、無駄な出費を抑えられます。

データベースはSQL Serverを使用しているため、大量のデータを効率よく管理できます。オンプレミスの基幹システムと連携させたハイブリット環境を構築する機能もあります。Microsoft Azureを利用すれば、ビジネスのスピード・効率アップ、さらにコスト削減も期待できるでしょう。

まとめ

ECパッケージの基本機能には様々なものがあります。機能やオプションの種類で競合との差別化が図れることもあります。ECサイトを構築する際は、必ず販売する商品の特徴を見極めてパッケージをチェックするようにしましょう。 

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