POSもクラウドの時代へ、小売事業者に今すぐ導入をオススメする理由

 2019.11.21  デジタルトランスフォーメーションチャンネル

売上の管理が楽になる、スマートなPOSシステムとして注目されているクラウドPOS。導入を検討しているものの、いまだに踏み切れていないという小売事業者も多いのではないでしょうか。 実際のところ、クラウドPOSは導入や運用が簡単で、会計業務を効率化するといったメリットがあり、小売業者の業務を支えるツールといえます。

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POSレジとクラウド型POSレジの違い

インターネットやそれを利用した便利なサービスの普及に伴い、店舗で使用するレジも目を見張るほどの急速な進歩を遂げています。 進化したレジとして、「POSレジ」や「クラウド型POSレジ」が挙げられます。POSレジとは新しいシステムが搭載されたレジのことで、クラウド型POSレジとは、タブレットやスマートフォン端末があればPOSレジとして利用できるサービスのことです。 それぞれのレジの違いを詳しく見てみましょう。

キャッシュレジスターとは

キャッシュレジスターとは、多くの人にとって昔からなじみがある従来型のレジのことです。 売れた商品の金額を計算して記録に残し、不正を防止する目的で誕生しました。 キャッシュレジスターには、金額を手入力して会計をし、レシートを印刷する機能が付いています。 サイズは大きくて重量があり、一日の売上や特定の商品の売れ行きなどを自動で計算することはできません。

POSレジとは

POSレジとは、インターネットに接続されていて、POS(販売時点情報管理)システムが搭載されたレジのことです。 売上集計機能や自動積算機能が付いているので面倒な計算を自分でする必要はなく、レジ締めの作業をぐっと楽にできます。 商品が売れた時点で商品名や数量、価格などの詳細な情報をリアルタイムで管理するため、在庫管理や店舗運営に大いに役立ちます。 バーコードリーダーも付いているので、金額をいちいち手入力する必要もありません。

キャッシュレジスターから大きな進化を遂げたものですが、導入には100万円以上と高いコストがかかることや、サーバー保守のためにメンテナンス費用もかかるといったデメリットもあります。 見た目やサイズはさまざまなものがありますが、ほとんどキャッシュレジスターと変わりありません。

クラウドPOSレジとは

さらに進化したクラウドPOSレジとは、POSシステムをクラウド経由で利用し、手持ちのタブレットやスマートフォン端末をレジとして操作できるようにしたものです。 従来型の大きなレジを設置するのではなく、タブレットやスマートフォンに専用のアプリをインストールすることで利用が可能になります。

クラウドPOSレジを導入するメリット

便利なクラウドPOSレジを利用することには、さまざまなメリットがあります。

省スペース化

手持ちのタブレットやモバイル端末がそのままレジになるので、店舗内に会計用の機材を設置するスペースをそれほど必要としません。 空いた場所に店舗の販促物を置いたり、おしゃれなインテリアを飾ったりするなどして、スペースを有効的に活用できます。

無線ネットワークでの接続をすれば、配線の位置を気にする必要もなく、設置場所は自由です。持ち運びもしやすく、飲食店などではお客様のテーブルで会計の手続きもできるようになります。 ハンディサイズの小ぶりなレジは、野外イベントや特設店舗での販売といったシーンでも大いに役立つでしょう。

簡単に導入できる

「クラウド」や「POSシステム」などと聞くと難しそうな印象がありますが、クラウドPOSレジの導入は多くの人が想像するよりも簡単です。 専用のアプリに必要な機能がすべてそろっているので、手持ちの端末にアプリをインストールするだけでよいのです。 サービスによってはインストール後に会員登録をしなければなりませんが、必要な情報を入力すればすぐに始められます。

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使い方が簡単

普段から使い慣れた端末をレジにできるので、日頃スマートフォンを利用している人であればほとんど戸惑うことなく操作ができます。 直感的な操作が可能で、使い方はすぐに覚えられます。特に若い世代にはなじみがある操作方法のため、新人教育にかける時間も短縮できるでしょう。

売上データを分析できる

どの商品がいつ売れたか、どんな人が購入したかなどの情報は、販売戦略を練るうえでとても重要です。 従来型のレジでは、そうしたデータの管理や分析まで行うことはできませんでした。 しかし、POSシステムなら購入した人の年齢や性別、商品の名称・個数、売れた時間帯やその日の天気などの詳細な情報を蓄積して管理することができます。

膨大な情報は端末ではなくクラウド上に残されるため、店舗以外の場所からでもリアルタイムで販売状況をチェックすることが可能です。営業終了後の売上報告を待つことなく、最新の状況をいつでも把握できます。 販売情報は店舗別、曜日別、スタッフ別などさまざまな観点から管理できるので、売上の傾向もつかみやすくなります。 販売情報に関するデータは細かい数字で表示されるだけでなく、より分かりやすくグラフ化する機能もあるので、視覚的にとらえて分析することが可能です。

経営者向けや店長向けなど、分析する視点の設定を変えられるサービスも出ています。

スタイリッシュなデザイン

タブレットやスマートフォンは、現代的でスタイリッシュなデザインが特徴的です。 クラウドPOSレジなら、従来型のレジがそうだったように重量感があるどっしりしたイメージはなくなり、スマートで軽やかな印象を与えます。

シンプルですっきりした外観なので、店舗のイメージを損なうこともありません。 美容院やネイルサロン、エステティックサロンなどでクラウドPOSレジが多く導入されているのは、大きな機械を目に留まりやすい場所に置かずに、おしゃれなイメージを保てるようにするという理由もあるのです。

クラウドPOSレジを導入する際の注意点

クラウドPOSレジのたくさんのメリットについて知ると、「さっそく導入してみよう」という気になったかもしれません。 しかし、実際に導入する前にいくつか確認しておきたいこともあります。

機能と使い方

まず、「導入するPOSサービスにはどのような機能があり、どのような使い方ができるのか」という点です。例えば、サービスによって会計時に決済できる方法は異なります。 時代の流れに合わせてキャッシュレス決済に力を入れたいのであれば、QRコード決済やバーコード決済に対応したものがよいでしょう。

外国人訪日客のニーズに応えたいなら、AlipayやWechat Payなど海外で使われている決済に対応したものを選ぶようにします。 支払い方法よりも売上データの分析力を期待するのであれば、分析機能の質やデータの表示方法などを確認しておくことが大切です。

適したネットワーク環境

インターネットに頼って稼働するシステムのため、対応可能なネットワーク環境についても確認しておく必要があります。 基本的には高速の光回線が適していますが、店舗の広さや構造などによって必要なアクセスポイント数は異なります。 便利なサービスだからこそ、いつでもスムーズに稼働できるようにふさわしい環境を整えましょう。

サポートの充実度

最後に挙げる注意点は、導入後のサポート体制を確認しておくことです。 クラウドPOSは直感的な動作が可能とはいえ、使っているうちに分からないことが出てきたり、操作に不安が生じたりすることも考えられます。

サービスについて問い合わせる方法は、電話・メール・チャットなど提供会社によって異なり、窓口が空いている時間帯もさまざまです。 スタッフが直接訪問して必要なアドバイスをするなど、サポート体制が充実しているところもあります。 使いこなせるようになるまで不安であれば、サポートの充実度を重視しながら選ぶとよいでしょう。

クラウドPOSが小売事業者の課題を解決!

予算やスタッフの人数に限りがある小売事業者は、店舗を運営するうえでいろいろな問題に直面します。 クラウドPOSを導入すれば、そうした課題の多くを解決することができます。

初期費用とメンテナンス費用が安い

この記事の冒頭で、POSレジの導入には100万円以上ものお金がかかることを紹介しました。 POSレジの機能を理解していても、多くの小売事業者にとってこの金額はハードルが高いと感じるのではないでしょうか。 さらに、導入後も定期的なメンテナンスのために一定の費用を確保しておく必要もあります。

一方、クラウドPOSなら機材の導入にそれほどのコストはかかりません。 新しく端末を用意する場合でも、POSレジと比べると金額はずっと安く済みます。利用するサービスや機能によっては月額料金が必要ですが、それでも維持費は低コストになっています。

データの集計が速く正確である

スタッフによる売上計算や金額の手動入力にはミスがつきものです。 正確さだけを重視していると、データの集計に膨大な時間がかかってしまう恐れもあります。スタッフの集計時間が長くなれば、それだけ人件費がかさんでしまうことも気にかかるでしょう。

自動積算機能が付いたPOSシステムなら、データの集計はスピーディーで正確です。商品の登録情報を変更したい時やクーポンを適用したい時なども、手続きは手動と比べてずっと簡単です。 素早くさまざまなデータを反映して集計できるので、売上アップにつながる分析を迅速に行い、店舗運営の改善へと役立てられます。

オーダーと会計業務がスムーズになる

飲食店を経営している場合、テーブルごとに注文を聞いて伝票を管理する作業には意外に時間を取られるものです。 クラウドPOSレジとオーダーシステムを連携させれば、ホールスタッフが注文を取るためにテーブルを回る必要はなく、お客様に自分でオーダーの手続きをしてもらえます。

その間、ホールスタッフは料理を運んだり新しいお客様をテーブルに案内したりするなど別の業務に当たることができるため、人件費の削減にもつながるでしょう。 入力されたオーダー情報は伝票に反映されるので会計のミスは減り、テーブルを選ぶだけで金額がすぐに分かるようになっています。

まとめ

便利な売上管理機能が搭載されたクラウドPOSレジは、人件費や機材の購入に多くの費用を割くことが難しい小売事業者こそ活用したいサービスです。 スタイリッシュで多機能なクラウドPOSレジを使いこなして、スマートで効率のよい店舗運営を目指しましょう。

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