【最新版】世界の自動車メーカー販売台数ランキング

 2020.04.22  デジタルトランスフォーメーションチャンネル

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日本が世界に誇る自動車メーカー「トヨタ」や、4年連続販売台数No.1の「VW(フォルクスワーゲン)」など、有名自動車メーカーの2019年販売台数が続々と発表されています。この記事では、世界各国の自動車メーカーの2019年販売台数を集計し、ランキング形式でご紹介します。

【最新版】世界の自動車メーカー販売台数ランキング

世界の自動車メーカー販売台数ランキング

世界各国の自動車メーカーが、2019年における新車販売台数を発表しました。そこで当記事では、その集計結果を比較し、ランキング上位1~10位の自動車メーカーとその売り上げ・前年比・メーカーの特徴をご紹介していきます。

【第1位】VW(フォルクスワーゲン)

ランキング1位は、ドイツの自動車メーカー「VW(フォルクスワーゲン)」です。2019年の販売台数は1,097万4,600台で、前年比は+1.3%でした。VWの販売台数は4年連続1,000万台の大台を超えており、4年連続でランキング首位に就いています。VWの最大市場は中国であり、ほかにアメリカやロシア、欧州でも売り上げを伸ばしています。

VWのブランド車の特徴は、固めのイスとグリップ式のハンドル、微調整の効くダイヤル式シート調節などです。

VWは今後の戦略として「ディーゼル車からEV(電気自動車)への変換」「車を情報端末として扱うソフトウェア産業への注力」を挙げています。とくにソフトウェアに力を入れるようで、これは車の基盤にソフトウェアを搭載し、移動距離やセンサー・ディスプレイ・シートを通じてデータを集め、技術の向上に繋げるというものです。VWは70億ユーロ(約8,400億円)を投じて、60%の車体にソフトウェアを搭載すると宣言しています。

【第2位】トヨタ自動車

ランキング2位は、日本が誇る自動車メーカー「トヨタ自動車」です。2019年の販売台数は1,074万2,122台で、前年比は+1.4%でした。2018年は世界ランキング3位でしたが、そこから順位を1つ上げる結果となっています。このトヨタ自動車の順位には、国内と中国・欧州・メキシコでの売り上げ増加が影響しているようです。しかし主力市場としている北米では、アメリカ・カナダともにマイナスという結果でした。

トヨタ製の車は、一般乗用車から高級車まで幅広いラインナップがあるのが特徴です。また耐久性が高く、日本で使用された中古車が新興国で中古車として走り続けるほど。ハイブリッド車やFCV(燃料電池車)など、新しい枠組みの自動車も多数販売しています。

今後の戦略としては、中国を起点に各国へEVを販売していく予定とのことです。2020年までにEVを含めた電動自動車を10種類発表するとしています。

【第3位】ルノー・日産・三菱自動車連合

ランキング3位は「ルノー・日産・三菱自動車連合」です。2019年の販売台数は1,015万5,193‬台で、前年比は-5.6%でした。2018年は2位でしたが、トヨタ自動車に抜かれる形となりました。

ルノーは速さやデザインなど、思い切った車が特徴的です。日産も同じくV型エンジンやターボ車、インテリジェントキーなど新しい技術を取り入れる社風があります。三菱はとくにeKワゴンが人気で、さまざまな機能が標準装備として備わっているのが特徴です。

3社の今後の戦略としては、それぞれが強みとする地域や分野を協力して、さらに高めていくことを掲げています。たとえば、三菱のオセアニア地域向けの自動車をルノーが設計・生産するなど、1社が開発を先導するリーダーとなり、残る2社がフォロワーに回るという仕組みを採用するとしています。地域は、ルノーが欧州、日産が中国、三菱が東南アジアを担当します。

【第4位】GM(ゼネラルモーターズ)

ランキング4位は、デトロイトに本社を持つ「GM(ゼネラルモーターズ)」です。2019年の販売台数は771万7,930台で、前年比は-8%。3年連続で業績が低下しています。GMは最大市場をアメリカ、次いで中国・ブラジル・欧州としていますが、今年度は北米・中国・欧州で売り上げが落ちており、業績低下に繋がったようです。

GMではビュイックやキャデラック、シボレーなど、ブランドごとに販売・サービス提供をしています。ビュイックとシボレーは売り上げが減少しているものの、高級ブランド車であるキャデラックの売り上げは好調です。一般乗用車から高級車まで、幅広いラインナップがあるのも特徴です。今後はEVに力を入れる姿勢を見せています。

【第5位】現代自動車グループ(ヒュンダイ)

ランキング5位は、韓国の自動車メーカー「現代自動車グループ(ヒュンダイ)」です。2019年の販売台数は719万3,357台で、前年比は-2.8%でした。韓国国内では売り上げが上昇しましたが、中国やインドなど海外での売り上げに伸び悩んだようです。

現代自動車グループは韓国の最大手自動車メーカーで、品質や耐久性が高いことで人気です。当初は価格の安さで人気を得ていましたが、品質問題が起こったため、長らく品質改善に取り組んでいました。それが功を奏し、世界でもトップクラスといわれるまでに品質を改善。現在では、現代自動車というブランドならではのデザインを売りに、自動車を販売しています。

2020年の見通しとしては、国内よりも海外での売り上げ増加を図るとのことです。

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【第6位】フォードモーター

ランキング6位は、アメリカの大手自動車メーカー「フォードモーター」です。2019年の販売台数は538万6,000台、前年比は-10%でした。北米・南米・欧州などさまざまな地域で業績が落ち込んだほか、主力である中国市場でも貿易戦争の影響を受け、業績が思うように伸びなかったようです。

フォードモーターの自動車は、価格が安く見た目も愛らしい「フォードT型」や、ファミリー層受けも狙った「フォード・サンダーバード」など、シリーズごとに異なる特徴があります。

今後の戦略としては、VW(フォルクスワーゲン)との提携を経て、トラックとバンの共同開発をすることを挙げています。また、中国の検索エンジンと共同開発したアプリを中国でリリースし、スマートワールドの構築を目指しています。

【第7位】ホンダ

ランキング7位は、日本の自動車メーカー「ホンダ」です。2019年の販売台数は517万595台で、前年比は-3.5%でした。マイナスに転じたのは実に8年ぶりとのことです。中国での売り上げは増加し、過去最高だったものの、国内やそのほかの海外で売り上げが落ち込みました。

ホンダは職人気質で、独創的な車造りが特徴です。現在一番人気の車種は、軽自動車の「N-BOX」で、ほかの軽自動車では見られない広い車内空間が魅力となっています。

今後の戦略としては、電動化を推し進めて二酸化炭素の排出ゼロを目指しつつ、自由に移動できる社会を作っていくことを掲げています。

【第8位】FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)

ランキング8位は、「FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)」です。2019年の販売台数は441万8,000台で、前年比は-9%でした。北米や中国での売り上げ減少が原因となっているようです。

FCAは、アルファロメオ・フィアット・ジープ・アバルトという4ブランドを展開している自動車メーカーです。日本ではアウトドアにもぴったりなジープの売り上げが好調で、2019年は1万3,354台を売り上げました。

今後の戦略としては、ブランドや販売ネットワークを再構築するとしています。FCAジャパンによると、日本市場には45台の限定車を投入する見込みです。

【第9位】PSAグループ

ランキング9位は、フランスの自動車メーカー「PSAグループ」です。2019年の販売台数は348万8,930台で、前年比は-6.6%でした。販売台数が前年を下回ったのは6年ぶりとのことです。地域ごとに見てみると、欧州では前年比-2.5%、中国・東南アジアでは前年比-55.4%と、とくにアジア圏での売り上げの厳しさが見て取れます。一方、日本では前年比+10.2%と大幅に売り上げが増加しました。

PSAグループは世界最古の自動車ブランドの1つとして、古い歴史を持つ自動車メーカーです。ライオンのエンブレムが特徴的で、さまざまなブランド車がそのデザインや性能を認められ、カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。

【第10位】ダイムラー

ランキング10位は、ドイツの有名自動車メーカー「ダイムラー」です。2019年の販売台数は334万4,951台で、前年比は-0.2%でした。乗用車の売り上げは好調だったものの、商用車の売り上げに伸び悩み、トータルではマイナスとなりました。

ダイムラーはメルセデスAMG・smart・EQなどの高級乗用車ブランドを展開しています。また、世界最大の商用車メーカーとしても有名です。

2020年は、販売台数は前年度を下回るものの、売上高は前年と同等を見込んでいます。

2019年国内メーカー販売台数ランキングはこちら

なお続いて、国内に限定した「2019年自動車メーカー販売台数ランキング」も参考に見てみましょう。

【第1位】トヨタ

【第2位】ホンダ

【第3位】日産

【第4位】マツダ

【第5位】スズキ

【第6位】スバル

【第7位】レクサス

【第8位】三菱

【第9位】ダイハツ

日本での販売台数は、トヨタが圧倒的です。トヨタの販売台数は132万9,069台、ホンダは35万7,242台なので、2位のホンダとはおよそ100万台の差があります。ホンダとおよそ5万台の差である30万4,862台で日産が続き、マツダは15万2,428台とホンダと15万ほどの差が開いています。

上記9社の中で前年比からプラスになったのは、ダイハツ(+23.8%)・レクサス(+13.2%)・トヨタ(+2.0%)・三菱(+1.2%)の4社です。そのほかのメーカーはいずれもマイナスとなっています。

車名別では、トヨタのプリウスが販売台数1位を獲得。2位に日産のノート、3位にトヨタのシエンタが続きます。6位に日産のセレナ、9位にホンダのフリードが入っていますが、そのほかはトヨタが占めています。

まとめ

国内外における自動車メーカーの販売台数ランキングをご紹介しました。1位・2位以降は前年比がマイナスで、売り上げが芳しくないことがわかります。

今後はEVに力を入れるメーカーが増え、またメーカー同士の提携も多く予想がされています。来年以降のランキングの変動にも注目していきたいところです。

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