映像制作を効率化する方法3つ|システム・サービス8選もあわせて紹介

 2021.03.29  デジタルトランスフォーメーションチャンネル

映像制作は、情報社会では重要な取り組みとなっています。その映像制作において、効率化の方法を知りたいという方も多いのではないでしょうか。この記事では、映像制作効率化の方法やそれを実現するシステム・サービスについて紹介していきます。

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映像制作は効率化できる?

映像制作の制作工程は多岐に渡ります。撮影、編集、出力、配信、データ管理など様々です。これら多くのプロセスの中で、デジタル化などにより時間短縮や労力を削減できる点はいくつもあります。

また、映像制作の効率化は、作品の品質にも直結するため重要な課題となっています。

映像制作を効率化する方法3つ

映像制作の効率化というと難しそうだと感じる方も多いでしょう。しかし、身近な部分を変えることにより、大きく効率化することも可能です。

これから、映像制作を効率化する方法3つを紹介していきます。取り入れられるものがあれば、活用していきましょう。

1:AIを活用する

AIを活用することで、必要データの解析、検出などを手作業ではなく機械による自動処理で済ませられます。

例えば、サッカーの映像データからゴールシーンのみを検出して切り出したい場合、手作業であれば映像全てに目を通して必要部分だけの取捨選択、切り出しの作業が必要になり、それだけの手間が生じます。

AIに任せることで、何もしなくても元のデータから必要部分だけを切り取ったデータを入手でき、ワークフローの負荷が削減されます。

2:クラウドを活用する

クラウドを活用することで、回線さえ用意できればどこからでもアクセスできるため、複数拠点でのシステム共有が可能です。

また、物理サーバーではなく仮想サーバーゆえにスペックの上げ下げが任意で簡単にでき、設備や設置場所の確保も不要のため、労力やコストも大幅に削減できます。オンデマンドですぐに構築可能な点も良いところです。

3:高速なストレージを導入する

映像製作の作業工程である撮影、編集、配信の中で時短の対象になるのは、編集です。撮影に時間をかけられるように、編集の時間をいかに短くするかが効率化の鍵となります。

そのためには、高速なストレージを導入する必要があります。PCのストレージを低速なHDDではなく高速なSSDにすることによって、編集時の動作高速化はもちろん、システムの立ち上げ、切り替えなども高速化でき、全体の効率化に繋がります。

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映像制作が効率化するシステム・サービス8選

映像制作ワークフローの負荷を削減し効率化することは、仕事全体の効率化にもつながるため必要不可欠事項です。それを可能とするシステムやサービスは多くあり、大手企業も導入しているようなものもあります。

そのような、映像制作効率化のためのソフトやアプリケーション、プラットフォームを8つ紹介していきます。

1:Avid Media Composer

優れた編集ツールと高い操作性を持つMediaComposerは、効率的でスピーディーな編集環境を確立しています。複数のフォーマットを同一のタイムライン上でリアルタイムに編集できる機能は、作業効率化に大いに貢献している点といえます。

様々なフォーマットを、ファイル変換やコピーすることなく扱うことができ、余計な手間がない分ストレスなく集中して編集に取り組むことができます。

2:MTI Film CORTEX

MTI Film CORTEXは、多様なネイティブカメラフォーマットを編集用デリバリーフォーマットに変換するアプリケーションです。対応フォーマットは多岐に渡り、多様なカメラフォーマットを編集で一般的に使用されるファイルフォーマットに変換可能です。

例えばDolby VisionファイルやIMF、AS02パッケージの作成、さらに劇場上映用であるDCPパッケージの作成も可能です。

3:TFX-Artist

高い柔軟性と技術力で進化し続けるTFX-Artistは、効率よくハイクオリティなテロップ制作を実現するテロップシステムです。

作業を効率化させる様々な機能がありますが、特にフォントをグループ化できる点が大きな魅力です。用途や種類ごとにフォントをグループ化でき、フォント選択に費やす時間と手間を大幅に短縮できます。

また、選択した文字列に任意のフォントグループを適用してのプレビューなど、フォント関連だけでも複数の機能があります。

4:ROHDE&SCHWARZ VENICE

ROHDE&SCHWARZ VENICEは、「収録」「ファイル変換」「再生」の3つの機能を備えており、1台で3役を担当できる優れたマルチファンクションビデオサーバーです。

様々なフォーマットをカバーし、各チャンネルを任意の仕様へ簡単に切り替え可能なので、様々なケースに対応できます。例えば、インジェストした映像素材をすぐにプレビューしたい時、ファイル変換した素材をすぐにプレビューしたい時など、あらゆる場面で活躍できます。

5:Telestream Vantage

映像ワークフローを自動化するTelestream Vantageは、各種メディアフォーマットの高品質な変換を実現し、ファイル解析、フレームレート変更などの様々な機能を有しています。

入出力ファイルの要件に合わせた処理フローを構築することで、ワークフローの入り口から出口までを統合的に担うことができます。フォーマットにとらわれない多様性により、業務の簡素化やヒューマンエラーの削減などに貢献します。

6:HARBOR

HARBORは、撮影、編集、ファイル納品、さらにメディアの補完までを支援するプラットフォームです。

ワークフローの隙間を結ぶために専用のネットワークインフラを活用して、作業の効率化に大いに貢献します。映像制作会社のストレージへの高速転送や物理メディアの保管倉庫の運用管理、これらに安定性と安全性を付加しコストパフォーマンスにも優れています。

7:Photron-Mobile Video Creator

Photron-Mobile Video Creatorは、iPhoneやiPadなどで撮影した映像に、カット編集やテロップ入れなどが行えます。

多言語翻訳機能もあり、テキストを100か国以上の言語に翻訳、テキスト読み上げも可能です。また、サーバーとのシステム連携を行うことにより、別の方やチームが作った動画コンテンツの一部を改変し、その部分だけを差し替えることも可能です。

8:Media Analytics Portal

様々な映像解析AIを搭載したMedia Analytics Portalは、AI活用の入り口として親しまれているAIプラットフォームです。簡単で柔軟な解析条件を設定することで、ストリーミング映像の取得、解析、編集、外部サービスへの転送という一連の流れを全て自動で実行します。

そして、それを可能にしているのがコンテンツ解析エンジンです。ソニー製、他社製のAIエンジンを統合管理、解析を担うエンジンにより、柔軟なデータ分析を実現しています。今までよりも手軽にAIの活用を始められるでしょう。

Media Analytics Portalは、データ分析やワークフロー効率化、自動化が可能なため、作業の負荷を削減します。想像力次第で可能性が無限大に広がるという仕組みが確立されており、映像制作のデジタル化に適したAIプラットフォームといえます。

映像制作をデジタル化すべき理由

AIとコンテンツ管理システムを連携させたダイジェスト自動編集、そしてクラウドを活用した素材受け渡しのリモート化、変換、転送の自動化は、ワークフローの効率化に必要です。また、新型コロナウイルス蔓延による昨今の情勢をみると急務であるともいえます。

そのような効率的環境の構築に取り組むのがソニービジネスソリューション株式会社であり、それを可能にしているのがMedia Analytics Portalです。ソニーの考える次世代型映像制作を導入することで、映像制作をデジタル化してスムーズなフローに変化させることが可能です。

まとめ

映像制作環境は時代とともに変化し、アナログからデジタル、手動から自動、自然知能から人工知能というように移り変わっていきます。

そのような変化の中で、AIとクラウドを活用するソニービジネスソリューション株式会社の考えるワークフロー環境は、映像制作効率化に広く貢献しているといえます。

そういった環境を実現するために、Media Analytics Portalを中心とした様々なシステムやサービスを活用していくことが、変化していく時代に追いつくための課題といえるでしょう。


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