映像ハイライトの自動化とは?自動化を進めるための製品4選

 2021.04.01  デジタルトランスフォーメーションチャンネル

映像ハイライトの自動化とはどのようなものなのでしょうか。本記事では映像の自動要約技術の種類や映像ハイライトの自動化が進む背景、映像ハイライトの自動化ができる製品4選などをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

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映像ハイライトの自動化とは?

近年ではYouTubeにオリジナル映像コンテンツを投稿したいという一般ユーザーの増加や、番組全編を見るのではなく要約映像をチェックしてから見る番組を決めるなどの視聴方法の多様化により、素材動画やテレビ番組の映像などを自動的に要約する技術の需要が高まってきています。

このような時代の流れにより、録画した番組のハイライト映像を自動的に作成できるハードディスクレコーダーなども製品化されるようになってきています。また、放送局がSNSなどで発信する番組のハイライト映像が、新しい視聴者を増やすための重要なポイントになっています。

そのため、より効率的な編集作業を実現するための映像自動要約技術が求められるようになってきており、映像のハイライトを自動的に作成する技術も年々進歩しています。

映像の自動要約技術の種類

近年一般の消費者や放送局などでも有用性が高まっている映像の自動要約技術ですが、映像の自動要約技術について具体的なイメージができない方もいるでしょう。映像の自動要約技術には、大きく分けて「ハイライト生成」と「ダイジェスト生成」の2種類があります。

ここで、映像の自動要約技術の種類についてご紹介します。

ハイライトの生成

映像の自動要約技術の1つ目はハイライトの生成です。ハイライト生成とは盛り上がったシーンや番組内で特に目立つシーンを抽出する技術で、例えばスポーツで得点が入り盛り上がったシーンや音楽番組での曲のサビ部分などのシーンのみを抽出することに活用されています。

他にも、ニュース番組でアナウンサーが映る場面の抽出や、将棋の指し手部分の抽出などにも利用されています。

ダイジェストの生成

映像の自動要約技術の2つ目はダイジェストの生成です。ダイジェスト生成とは映像全体の内容に沿いながら、まんべんなく重要なシーンを抽出する技術です。主にドラマや映画などのストーリー性のあるコンテンツで活用されています。

また、料理番組では作り方が分かるポイントとなるシーンの抽出、ニュース番組では前述のようにアナウンサー場面を抽出するハイライトと違い、ニュースの内容把握のための重要なポイントを抽出します。

映像ハイライトの自動化が進む背景

近年ではさまざまな理由から映像ハイライトの自動化が身近なものになりつつあります。また、映像ハイライトの自動化技術が進歩している現状には、「視聴スタイルの変化」と「YouTubeなどの映像公開環境の拡大」という2つの背景が関係しています。

ここでは映像ハイライトの自動化が進む背景についてご紹介します。

視聴スタイルの変化

近年では番組の視聴スタイルが変わってきています。特に若年層のテレビ放送視聴離れは深刻です。番組を最初から最後まで見るのではなく、さまざまな番組の要約された短い映像を見て内容を把握し、見る番組を決めるケースが多くなっています。

そのため、放送局側が番組のハイライト動画を作成してSNSやホームページ等に掲載するようになってきました。しかし予算や人員不足のために映像ハイライトの自動化が求められています。

YouTubeなどの映像公開環境の拡大

YouTubeなどの動画を配信できる動画配信プラットフォームが一般化したことで、これまでは視聴者側になっていたユーザーでも映像を公開しやすくなりました。そのため、自身でも独自の映像コンテンツを作成して投稿しようというユーザーのモチベーションが高まってきています。

このことから、用意した動画の映像ハイライトを自動的に作成する技術は、一般のユーザーにも求められています。

映像ハイライトの自動化ができる製品4選

映像ハイライトを自動的に作成する技術は、近年多くの人に求められるようになってきました。そのため、さまざまな映像ハイライトの自動化製品が登場しています。

それでは、映像ハイライトを作成できる製品にはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは映像ハイライトの自動化ができる製品を4つご紹介します。

1:HaiLyts

株式会社スプライザの「HaiLyts」は、動きの大きなシーンを自動的に抽出してくれるアプリです。

素人が自分で長い動画の中身を確認しながら編集するのは大変ですが、HaiLytsなら動画を選択してハイライト動画の時間を設定し、編集結果を保存するだけで自動的にアクティブなシーンのみを検出したハイライト映像を作成できます。

2:Highlight Creator

株式会社KDDI研究所が開発した「Highlight Creator」は、スポーツの重要なプレーやイベントのハイライト、映像のダイジェストを自動的に生成できるソフトウェアです。

動画コンテンツのハイライトの抽出制度は90%以上を誇ります。ダイジェストの場合は、5分や放映時間の10%といったように、長さを指定できる世界初の技術が用いられています。

3:takusuta

株式会社タクスタが提供しているライブ配信アプリ「takusuta」には、ライブ配信者の動画の中から盛り上がったシーンのみを自動抽出し、60秒のハイライト映像を作れる機能があります。

また、視聴者も動画をシェアできるようにカメラロールに保存可能にすることで、TwitterやInstagramなどに投稿できるようにしています。

4:Sports AI Editor

データスタジアム株式会社と株式会社ユニゾンシステムズが共同開発した「Sports AI Editor」は、試合映像からハイライトシーンを自動でレコメンドしてくれるWebサービスです。

試合中のスコアの変動といったスタッツ情報を入力しておけば、AIが自動的に試合で盛り上がったシーンなどのハイライトに良いシーンを抽出します。

ユーザーは抽出されたシーンを繋ぎ合わせるだけで、簡単にクオリティの高いハイライト映像の作成ができます。また、プロの映像制作スタッフや機材なども必要ないため、少ない予算でのハイライト映像の配信が可能です。

まとめ

視聴者の番組視聴スタイルの変化や一般ユーザーのYouTubeへの動画配信のモチベーションの高まりなどにより、さまざまな場所で映像ハイライトの自動化技術は需要を増してきています。

本記事でもご紹介した「Sports AI Editor」は、大掛かりな機材や専門のスタッフがいなくても簡単に試合のハイライトシーンを自動でレコメンドし、ハイライト映像を作成できるサービスです。

映像ハイライトの自動化製品の利用を検討している場合は、「Sports AI Editor」を活用しましょう。

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