ECパッケージとは?代表的な製品を徹底比較!

 2020.09.10  デジタルトランスフォーメーションチャンネル

実店舗からWebの世界へビジネスの中心は移行しつつあります。そのような時代において、サイトを構築するツールへの注目度も高まっています。「ECパッケージ」はECサイトを運用したい企業にとって自由度が高くおすすめです。ただし、メリットだけでなくデメリットもあるので十分に調べてから本格的に導入していきましょう。

ECパッケージとは?代表的な製品を徹底比較!

ECパッケージとは?

Web上でECサイトを構築する際にはさまざまな方法があります。その中でも代表的なツールが「ECパッケージ」です。他の方法と比べたときのメリットやデメリットを知っておくと、ツールの潜在能力を存分に引き出せます。それにより自社にぴったりのサイト構築が実現するでしょう。

ECパッケージとASPの違いとは

ECパッケージと同様に、多くの企業で採用されている構築方法が「ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)」の利用です。それぞれに強みと弱みがあるので、自社の業務内容、求めている機能と照らし合わせながら選びたいところです。

まず、ECパッケージはサイト構築に必要な機能が一式揃っているツールです。多くの場合はソフトウェアとして提供され、不足している部分については柔軟にカスタマイズができます。

それに対し、ASPはインターネット経由で提供される機能を利用する仕組みです。インフラ設備が不要なので導入コストが安く抑えられますが、拡張性はそれほど高くありません。

最近はクラウド型ECパッケージも登場

近年増加傾向にあるECパッケージとASPのハイブリッド型が「クラウド型ECパッケージ」です。一からシステムを構築する「フルスクラッチ」の特徴も備えており、いわゆる「良いとこ取り」のツールとして知られています。特に、サーバー領域の増減を設定できるのは魅力です。常に最新のシステムが自動的にアップデートされていくため、管理の手間がかかりません。それでいて高いユーザーインターフェースを反映させられます。

ECパッケージ導入のメリット・デメリット

どのようなツールにもメリットとデメリットがあります。ECサイトを構築するなら事前にしっかりリサーチし、それぞれの特徴を把握することが大事です。

ECパッケージのメリット

設計の自由度がパッケージの大きなメリットです。サイトが成長していくにつれて機能を付け加えていくことができます。今後カスタマイズを頻繁に行う予定があるならECパッケージが使いやすいでしょう。さらに、セキュリティ対策を施しやすいのも魅力といえます。ASPやクラウドでは他社に安全面を委ねてしまうので、不安を抱きながら運用することになってしまいます。

ECパッケージのデメリット

あえてデメリットを挙げるとすれば導入コストの高さです。パッケージそのものだけではなく、インフラ設備にも費用がかかります。また、人件費やサーバー維持費なども含めたランニングコストも高くなる傾向にあります。

ECパッケージの大手5社を比較

実際にECパッケージを導入するなら、複数の製品を比較検討する必要があります。機能性や価格を見比べることで、それぞれの特徴を把握できます。

EC Orange

株式会社エスキュービズムが運営する「EC-CUBE」をカスタマイズして作ったパッケージが「EC Orange 」です。小売業やサービス業の大手を中心に多数の導入実績を誇っており、注目を集めるようになりました。新しいスタイルのECサイトにも対応しており、トレンドに敏感なクライアントから支持されています。EC Orange はソースコードを開示しているため、サイト保守を自社で行うことも可能です。また多国語で表示することが可能で、管理画面も多国語に対応しています。

EC Orangeは商品SKU数が数千万規模のインフラ環境構築が実現でき、大量アクセスが予測されるサイトにも向いています。PARIS MIKIやLenovo、H.I.S.などが導入しています。

ecbeing

12年連続シェアNo.1を誇るパッケージ業界の最大手です。中小企業から大手にいたるまで、1,300社を超える実績を誇っています。ecbeingが選ばれるのは、「拡張性の高さ」に他なりません。キャリアに裏付けされた技術力を駆使して、最新のトレンドにも柔軟に対応します。一方で、特別な業務体系を実施しているサイトにも寄り添えるなど、職種を問わずに信頼されています。

そのほか、運用支援やEC支援のサービスにも力を入れています。ECサイトは構築して終わりではなく、むしろ、構築した後にどれだけ成長させられるかが大きな鍵を握っています

ecbeingは専門のスタッフがアフターフォローをしていくことで、サイトの潜在能力を存分に引き出します。運用面でのトラブルが起きたときも早急に対応できる体制が整っています。構築サイト分野は食品、アパレル・ファッション、化粧品・コスメ、家具、雑貨など、多岐に渡っています。特に大手メーカーBtoC領域のECサイト構築実績が豊富です。ロッテ、カルビー、エービーシー・マート、コーセーやJALなど多数の大手企業が導入しています。

ebisumart

累計600社以上で導入されているECパッケージです。東京証券取引所、ゼンリン、NTT西日本など、通信会社から大手メーカーまで幅広いクライアントに支持されています。

ebisumartはクラウド型パッケージです。過去1年間のアップデート回数は190回にも上り、常に最新バージョンが自動的に更新されています。また、各種広告管理運用ツールやアクセス解析ツールなど、多くの外部連携がスムーズです。また、カスタマイズが行われることを前提に作られているため、自由度が高いことも特長です。今後販売チャネルを増やし、新規リピーターを獲得したい企業にぴったりの仕様です。そのほかアフターフォローとして、運用者はもちろんデザイナーの指導にも力を入れています。ECサイトの初心者でも安心して利用できます。

コマース21

EC売上100位以内の企業中12社が導入しているなど、大中規模、業種を問わず多くの導入実績を持っています。運用バリエーションが豊富で、複数の店舗が入ったモールの運営、電話受注やバックオフィスの店舗管理や決済処理まで備わっています。すでに膨大な商品数を取り扱っている企業にもおすすめです。また、ソースコードの開示が可能でデザインの自由度も高く、よりオリジナリティの高いサイトを作りたいときにも向いています。オーダーメイド商品も販売でき、顧客とのコミュニケーションツールにもぴったりです。ECサイトの可能性を広げる手段となりえるでしょう。講談社、ワコール、トイザらスなどが導入しています。

SI Web Shopping

すでに導入実績1,100サイトを超える純国産オープンソースECサイト構築パッケージです。知名度でいえば、ecbeingと並ぶといえます。その最大の魅力は安定性と堅牢性です。トラブルが少なく、システムの専門的な知識が備わっていないユーザーでも運用に支障ありません。また、セキュリティ対策も万全で顧客情報をしっかりロックしています。こうした取り組みが信頼を厚くし、コールセンターなどの業務センターをはじめ、大手のクライアントを増やしてきました。

SI Web Shoppingはソースコードを開示しておりクライアントが独自の機能を追加できます。また、フレームワーク層、ビジネス層、データベース層といった3層構造のアーキテクチャで構築されているため、後から追加開発をする際にも効率的に開発が行えます。最初は小規模で立ち上げ、徐々にカスタマイズしていきたいサイトにも向いています。UCCや東急ベル、auといった大手企業が導入しています。

まとめ

ECパッケージは、Webビジネスを支えるツールとして多くの企業から注目されてきました。選ぶ際には実績や価格はもちろん、自社業務との相性や、中小企業から大手まで、サイトの規模に合わせることも大事です。また、将来サイトが成長したときのため、拡張性や自由度の高さにも注目してリサーチしましょう。

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